YOGA

解剖学7:腱の伸縮を感知する、筋紡錘とGTO

ナマステ〜爆音に少し慣れつつあるヨガとりっぷです。インドはこの数日、ディワリというお祭りが続いております。深夜まで毎日爆竹が鳴り響いてますよ😆そしてTTCでは、わたしもサリーを着せてもらったりお祈りしたりと、インドのお祭りに参加させていただきました〜。ラッキー&ハッピーでした✌️

筋伸縮のアップデート

カラダが硬かった頃、少しのストレッチで痛かったのがいつの間にかそれが痛くなくなったという記憶はないでしょうか。
今「痛い!」という動きはカラダはできないのですが、日々の練習で刺激に慣れていきアップデートすることができるのです。これは別記事で書いた神経システムのことです。

鍛えることも重要ですが、けがをしないこともも大切!今回のテーマは筋肉の防衛機能について。

縮めて守る 筋紡錘(キンボウスイ)

◉筋紡錘とは?
・筋腹(キンプク)の中にある。
伸びを感知。
・良し悪しの判断はせず、脳へ「これだけ伸びてるで〜」と情報のみ送ります。そして脳が危険を感じると縮むよう指令を出します。

つまり、筋紡錘のおかげで過剰な伸びを防ぐことができるのです。

最初に書いたように、慣れにより徐々に伸びによる反応はおだやかになっていきます。
ただ、支持組織の限界を超えると筋肉が切れてしまい肉離れがおこりますº·(˚ ˃̣̣̥᷄⌓˂̣̣̥᷅ )‧º·˚

緩めて守る GTO

◉GTOとは
・腱にある
・腱の伸縮を感知


腱が伸びて(=筋肉が縮んでいる状態)を脳に「ちょっ!筋肉 縮み過ぎてんで〜💦」と報告をする。脳からほな休んでと指令を受け、筋肉が緩む。

GTOのおかげで筋肉の過度な伸縮を防ぐことができるのです。

GTOを活用したストレッチ

◉方法
STEP1:力をこめる
STEP2:伸ばしてリラックス
STEP3:拮抗筋に力を入れて、さらに相反抑制を活用

◉太陽礼拝は効率的なストレッチ法
なんと太陽礼拝のシークエンスはGTOのストレッチになっているのです!すごすぎ!
逆を伸ばしていくポーズのことをカウンターポーズと言います。