ダウンドッグの腕について

ダウンドッグの腕について、ビギナークラスでよく言われる注意点はこの3つ。

  • 肘と肘を向かい合わせにする NG:前に向く
  • 手のひら、全体でつく NG:小指側でつく
  • 肩を下げる NG:首がすくむ

NGの方法がなぜNGなのかと言うと、肘や首に体重が掛かり痛める可能性があります。またこの体勢では、本来ストレッチしたい背面に効かないからです。

わたしはこれらを注意するあまり、上腕と前腕に、一生懸命力を込めてカタチを作っていました。イメージとしては腕立てする時のような頑張り方です。どうもこの力の使い方は、間違っていたようです。画像の腕立てしている人たちの写真はダウンドッグでは悪い例。この方法だと肘が曲がりますね。

正しい腕の力の使い方

力の込め方は、①大円筋(脇の下の筋肉)と②5本指の肉球で頑張ります。
①大円筋はこの画像の筋肉のことです。

懸垂(チンニング)の効果的なやり方より

②5本指の肉球で地面を押すと、指はカエルの手のひらのように開くのが特徴です。

この2箇所を注意すれば、肘をピンと伸ばしても過伸展しません。

意識して探りつづけたある日の気づき

私は、この2ヶ月弱、毎日ダウンドッグをしてきたのすが、イマイチ自信を持てず探り探りな日々でした。
そんな中、昨日のレッスンで先生が「私も猿腕だったのよね〜」と言って、終了後にわざわざ教えに来てくださいました。(感謝!)なるほど!全く力の使い方を間違えてた・・・。先生に気付きをいただけて本当にラッキーでした。やはり、勝手な自分の思い込みで作られる感覚というのは、他人からは分かりません。

色んなレッスンに出て回数をこなして、自分で意思を重ね、少しづつ軌道修正していくもんですね。