緊急事態宣言の翌日4/8(水)までスポーツクラブでインストラクターをした感想

私は緊急事態宣言の翌日4/8(水)までスポーツクラブでヨガインストラクターをしていました。
新コロナウィルスが流行し出して、世の中の状況、それを受けた会員さんの感覚、クラブの対応を、毎日肌で感じていました。
最初に伝えたいことを話してしまうと、“危機意識”で動かないより、”危機管理”をして動くことの方が大切だ。ということです。

休館までの流れ

私は普段、大阪神戸のゴールドジムさん6店舗で週10レッスン以上レギュラーとしてヨガのレッスンを行なわせていただいています。
4/9(木)から休館になったと同時にレッスンもおやすみとなりました。

休館までの経緯

遡ると、あるスポーツクラブでたまたま感染者の発症が起こってしまい、そのことがニュースに報道されました。それと同時に休会するかたや自粛するかたが増え、私のレッスンに入られる人数も大きく減りました。100人休会された店舗もあります。1/3程度に減った店舗もありました。
その間、大手のスポーツクラブさんやヨガスタジオさんは軒並みスタジオレッスンはおやすみに入られました。
つまり、ゴールドジムさんがスタジオレッスンも継続されてたことはレアなケースと言えます。
ですがその後は、発症者の増加、政府からの週末自粛要請、メディアからの様々な報道の増加と比例して、通常では20名近く入られるレッスンでさえも最後は3名まで減りました。

最後まで来られた会員さん

私の感覚として、最後まで来られた会員さんの共通点は、危機管理の高いかたが多かったように思います。
自分は大丈夫、と楽観視している人ではありませんでした。
知識を持って自信で危機管理して行動できるかたが来られてました。
ロッカーはもちろん、レッスンの待機中も3密を守って、不要なコミュニケーションや滞在をされませんでした。終わり次第、今までは話されてたお友達との会話もせず即クラブを出られました。

会員さんに勉強させていただきました

正直、私自身、このウィルスについて最初は楽観視していました。
ですが情報が更新され状況が変化し、さらにそんな会員さんと毎日接していくうちに、世の中で自分の身を守ろうとしているかたたちとどう接して行くべきか?どう行動すべきか?という意識が高まっていきました。自身の管理も徹底するように変化していきました。マスクはつけてレッスンしていましたし、ロッカーでも会員さんとは距離を取るようになりました。会話もあまりしないようにしました。

しがらみで来れないかたも多かった

自信では危機管理意識の感覚を持っているので動きたいという想いを持ちながらも、職場への気遣いや、家族への気遣いという理由という、なんらかのしがらみで家で自粛しないといけないかたが本当にお気の毒でした。

ゴールドジムさんの対応

もちろん、休館することも苦渋の選択ではありますが、あえて開けるということは大きなリスクを背負うことになりますので大きな覚悟が必要になり大変なことだと思います。
ですのでゴールドジムさんの対応は本当に徹底していました。トレーニングルーム、スタジオ、施設全体での換気・消毒・レッスンの人数制限・インストラクーへの注意喚起・体温計測・免疫保持のためのサプリの配布・水分の配布.etc.私の見えてないところで24時間の勢いで動かれていたと思います。

外出自粛ではなく、コミュニケーション自粛が本当の意図

『とにかく家を出ないでください!!!!(食料品の買い出しや、仕事、やむ追えない外出以外は)』と外出自粛宣言では言われてますね。
私はこの外出自粛要請について、
中学生のころの校則や、夏休みの規制事項を思い出します。
区外に出てはいけない。とか、第一ボタンまで止めないといけない。など、内容が謎で押し付けるような物が多かった。
なぜ、学校側がそんなことを規制してきたのでしょうか。意図を汲み取れ無かったり頭を使えない人には、行動を制限するしかない。ということなのです。
あれするな。これするな。と具体的に行動についてダメとしか命令して制限することしかできない。
そう言われたら、表向き守ろうとするでしょう。
ですが中学生の場合は、学校を出た途端に開放感を感じて極端な行動に出ます。ボタンを胸元ギリギリまで外します。守ることに反発を感じる中学生や、意図を汲み取れない中学生は隠れて区外に出ます。そして隣の中学生と喧嘩してバレるなど。
結果問題を起こします・・・。
だから、思いもよらぬ行動に出て事件を起こしてしまいます。
だから、外出自粛要請を出されていることは恥ずかしいと思った方がいい。

危機意識と危機管理は違うということ

まとめると、伝えたいことは、“危機意識”で動かないより、”危機管理”をして動くことの方が大切だ。ということです。